
■ 発見された“謎の密室”とは?
ある海外ユーザーが、自宅のワードローブ(収納棚)を動かしたところ、
その裏に謎の密室を発見したという投稿が注目を集めている。
図面にも載っておらず、家族も知らない部屋の存在に、「なぜこんな場所が…?」という声がコメント欄で次々と上がりはじめた。
この記事では、この謎の密室の構造と背景、コメント欄の考察を中心に整理し、
その空間に込められた可能性と、読者の心をざわつかせる“本質的な怖さ”を掘り下げていく。
■ ワードローブの裏に隠されていた空間
投稿者が掃除中にワードローブを少しずらすと、壁に奇妙な“くぼみ”があることに気づいた。
さらに押してみると、そこはただの壁ではなく、“開く”扉だったという。
その奥にあったのは、謎の密室だった。
- 窓や照明はなし
- 家具も装飾もなく、埃が厚く積もっている
- 投稿者いわく「空気がよどんでいて、長時間いられる感じではなかった」
家族の誰もこの空間の存在を知らず、間取り図にも記載がなかった。
まるで、意図的に人の目から隠されていたような構造だったのだ。
■ 実際の投稿画像
Mysterious room behind the wardrobe from r/creepy
生活感が一切ないこの部屋は、まさに「そこにあってはならない空間」に見える。
冗談やフェイクではなく、実際の家の中に存在したという事実が、
多くのユーザーの心に“異物感”として突き刺さった。
■ ネット上で巻き起こった考察と恐怖
この投稿には、数千件を超えるコメントが殺到した。
コメント欄には驚きや恐怖、そして似たような体験談が次々と寄せられ、この“密室”の話はさらに拡散していった。
◉ コメント①「これは監禁部屋の可能性がある」
最も多かったのは、「これは過去に誰かを監禁していた部屋では?」という意見だった。
「外からしか開かない構造。取っ手も内側には見当たらない。これは閉じ込め用だろ」
「照明がないのも不自然。生活のための空間じゃない」
「昔の事件でも、こういう“物理的に封じられた部屋”が使われていた」
このように、密室の“構造”に対するリアルな視点が多く、
それが犯罪や虐待の痕跡として見えるという声が絶えなかった。
あくまで仮説にすぎないが、この部屋の存在が“語られていない過去”を感じさせるという点で、
不気味さを倍増させている。
◉ コメント②「DIYか遊び部屋だった可能性もある」
一方、冷静に分析しようとするコメントも見られた。
「海外では“シークレットルーム”を趣味で作る人も多い」
「子供の秘密基地だったのでは?」
たしかに、アメリカやイギリスでは“隠し扉”や“パニックルーム”が文化的に浸透しており、
家の中に遊びや防犯を目的とした密室があることは珍しくない。
だが、投稿者の家は中古住宅であり、前の住人の意図や背景は一切不明。
加えて、家族の誰もこの部屋の存在を知らなかったという点が、
「たかが遊び部屋」とは思えない不穏さを残している。
◉ コメント③「この写真、何かが写っていないか?」
投稿された画像をよく見ていたユーザーたちの一部は、
「この部屋の奥に何かいないか?」と指摘し始めた。
「壁の左上、うっすら何かがいるように見える」
「明るさを上げてみたけど、人の影みたいなのが映ってない?」
「誰もいないはずの場所なのに、何かが“こちらを見ている感じ”がしてゾッとした」
こうした声が上がると、画像のスクリーンショットを加工したり、
反転・拡大・明度調整を行うユーザーが続出。
「心霊写真にありがちなやつだ。見えない人には見えない系」
「本当に誰もいなかったのか、投稿者はちゃんと確認したんだろうか」
「こういう写真って、後から変な現象が起き始めるんだよな」
それまでは物理的な構造や用途の考察に集中していたコメント欄が、
一気に“見えてはいけないもの”に関する議論へと傾いていった。
投稿者は何も語っていない。ただの空間に見える部屋。
だが、見る側が想像を重ねるほどに、そこには“何かが潜んでいたような感覚”が残り始めていた。
◉ コメント④「これは“何か”を封じていた部屋では?」
物理的な用途では説明できないとするユーザーもいた。
「これは“誰かを閉じ込めた”んじゃない、“何か”を封じたんだ」
「霊的なもの、超常的な存在。そういうものを閉じ込めた可能性だってある」
「投稿者が具合悪くなってないか心配」
単なる物置や隠し部屋では説明できない“空気の重さ”。
それを感じ取った一部のユーザーは、この密室に超常的な意味を見出そうとした。
■ 類似体験が世界中から集まる
この投稿をきっかけに、世界中のユーザーから同様の報告が相次いだ。
- 祖父の家の地下室に、誰も入らない封印された扉がある
- 中古マンションの押し入れ裏に、1畳ほどの空間が見つかった
- 空き家を改装中、壁を壊したら隠された小部屋が出てきた
こうした体験談は、「謎の密室は特別なものではなく、誰の家にもあり得るもの」という認識を広めていった。
それがこの話を「ホラー」ではなく「リアルな不気味さ」として読者に浸透させたのだ。
■ 謎の密室が残した“空白”と“違和感”
幽霊や奇妙な現象は起きていない。
だが、何も起きていないからこそ、余計に怖い。
- なぜこの空間があるのか?
- 誰が、いつ、何のために作ったのか?
- なぜ誰にも知られていなかったのか?
一つとして答えがわからない。
ただ、確かにそこに異常な空間が存在していたという事実だけが残る。
そして人は、空白に意味を求めてしまう。
それこそが、この話の最大の怖さだ。
■ あなたの家にも“謎の密室”があるかもしれない
設計図に載っていない空間。
誰も気づかず、語られることもないまま、ずっとそこにあった部屋。
それは過去の持ち主の名残かもしれない。
あるいは誰かの秘密、もしくは忘れ去られた“何か”の痕跡。
この話は他人の体験談ではない。
あなたの家にも、まだ見ぬ“異常な空間”が眠っているかもしれないのだ。